エピソードT   エピソードU 

エピソードV
 エピソードW 

エピソードX
ハルキ初舞台に立つ
(フラダンス編)


エピソードW  ハルキ本場のフラを観賞・・大興奮!?
今回の旅行の目的のひとつに『キングカメハメハ フラ コンペティション』を見るという事があった。毎年6月にオアフ島
で開催される由緒あるフラの大会で
ハワイ島のメリーモナーク程ではないが日本からも数多くのフラ・フリークが押し
寄せる。
夕方からの開場に間に合うよう仕事を終わらせ、会場となる二ール・ブレイズデル・アリーナへ・・・
ハルキにとっては初めて見る本場のフラ、どんなものなのか期待している様子だった。会場に着くと既に多くの人で
ごった返している、僕とマチャヒコは同業者やお取り引きのある先生などもいたので挨拶まわりに走り回っていた。

やっと座席に座り周りを見渡す・・・メリーモナークとは違った独特の雰囲気が会場を包んでいた。第30回目を数える
この大会は伝統的なフラをもっと広めようと、カヒコとチャントだけの大会としてオアフ島で始まったが、現在ではアウ
アナやパルアスと呼ばれる男女混合部門もあり、ハワイで一番いろいろなスタイルのフラが観戦できる大会となった。
僕も「キンカメ」は初観戦で、踊りを見るというよりはドレスのデザイン・色使い・どんな生地の素材を使っているのかを
勉強する為の観戦だった。メリーモナークにしろ、その年優勝したハラウの衣装が日本で流行る傾向にあるので、新型
ドレスのアイデアとか物作りのヒントがあれば是非とも吸収したい。
独特の熱気の中、コンペティションがスタート・・・各ハラウ日頃の練習の成果か一糸乱れぬ踊りを披露している。
ただ感じたのはフラの演技に混じり時々よくチャンターが登場し、広い会場に進み出てチャントを唱えた。声のトーンも
抑揚のつけ方も様々で、呪文のようなお経のような不思議な感じだった。チャントの大切さを知らなかった僕にとって、
おもしろいとは正直、見ていて思えなかった・・・。

僕でそう思う位なら、ハルキは・・・

やっぱり!・・・

  
「寝てやがる・・・」

演技が始まる時は元気よく拍手をしてるのに、チャントが始まったとたんに落ちてしまう・・・。
子守り唄に聞こえてしまうのか・・・そして演技が終わった時の拍手の音でビックリして目を覚ます、寝ていた事を悟られ
ないように急に背筋を伸ばして元気よく拍手し出す。でもまたチャントが始まると催眠術をかけられたように寝てしまう・・・
そんな事を5〜6回繰り返していた。僕は笑いをこらえるのに必死で演技をまともに見る事が出来なかった・・・
そして初日のプログラムが終演、
会場を出る僕達・・・寝ていた事がバレて
ないと思ってるハルキは僕に

「やっぱ本場のフラは違いますね〜」だって・・・


  
「お前、思いっきり寝てたやん!」


まさかこの2年後ハルキがフラダンスをやる事になるとは・・・。
会場までの移動はリムジンTAXI♪ お茶目?それともイカチー?
フラ・オ・メハナオカラー(日本のハラウ)
長いホロクのドレスが素敵でした
マヌ・ボイド率いる
ハーラウ・オ・ケ・アアリイ・クー・マカニ
エピソードX  楽しかったハワイ旅行・・・そして2年後
今振り返っても、この時のハワイ旅行は最高に、最高に楽しかった・・・そして笑った。仕事で行く時とは全く違った感じ
で楽しむ事が出来た。ご紹介できないけど他にもハルキはホテルでの『磁気棒事件』、町はずれの裏道で怖いロコに
からまれそうになった『ハ〜イ アロハ事件』、ひとりで近くのABCストアへ買い物に行ったけど全然帰って来なかった
『ワイキキ迷子事件』など様々な事件を起こして僕達を楽しませて(?)くれた。

ありがとう、ハルキ・・・

このハワイ旅行から現在までの間に、ハルキは結婚し愛娘も生まれた・・・いつの間にか2年が過ぎていた・・・。
相変わらず毎日多忙な生活を送っている。



2005年6月
僕はハルキに1本の電話をいれた。 内容は ”今日スタジオに男の先生が来てカネ(男性)の踊りを見せてくれる
から、ちょっと来てみない?” というようなものだった。僕は同じ内容の電話でもうひとり呼んだ。同じ南浦和青年部
メンバーで近所の酒屋の跡継ぎ息子「アツシ」を。
時間通りスタジオに来た2人に僕は ”見るだけもなんだし、どうせならやってみない?” 2人は戸惑いながらも
Lessonに参加することになった・・・。あ、ちなみに言っておきますがカネのLessonをナメたらあかんです!僕もやって
みて思い知らされたクチですがベーシック(基本ステップ)をみっちりやった後はダッグテール歩きとか、ほとんど体育
会系の柔軟みたいなんです。男らしく力強く踊る為には、足腰の鍛錬が必要不可欠なのです。中学時代サッカー部で
先輩から受けたシゴキを思い出しました。毎回、太ももの筋肉はプルプルでLessonの度に筋肉痛になっていた。

そんなキツーイLessonをいきなり受けさせられた2人・・汗ダクダク、筋肉プルプルの中、なんとか初めてのLessonが
終了。僕はそんな2人に最後の爆弾発言をしなくてはいけません・・・プアラニ大沢先生とカネの先生に向かいこう言い
ました、



  OSA:「じゃ、このメンバーで9月23日のホイケ(発表会)、いきますんでっ!!」

  ・・・ハルキとアツシ、しばらく沈黙・・・

  ハルキ:「はい?何の事スか?」

  プアラニ大沢先生:「がんばってね〜♪」



そうです!ハメちゃいました・・・プアラニ大沢先生の10周年のホイケにワケあって踊る事になっていた僕と
マチャヒコは、2人だけだは心細いので、ハルキとアツシを巻き込もうと企んだのです!・・・わははは
普通に誘っても絶対やらない事は分かっていたので、少々詐欺まがいの手口で勧誘しました・・・すまん。
スタジオに来ていた何人かのインストラクターにも「がんばって〜」と声を掛けられハルキとアツシは嫌とは言えず
苦笑い。

少々、無理矢理ではございましたが・・・こうして「プアラニ・カネ」が誕生したのです・・・。

そしてお話しは『フラダンス編』へと続く・・・ 

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ハルキ初舞台に立つ
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